かくれ貧血

このような症状ありませんか?その身体の不調は「かくれ貧血」かもしれない!

このような症状ありませんか?その身体の不調は「かくれ貧血」かもしれない!

  • あざ(内出血)が出やすくなる、コラーゲン不足によって骨・肌・爪・髪に異常が起きる
  • 動悸や息切れ、イライラ(情緒不安定)、倦怠感、疲れやすくなる
  • 不眠症やうつ、パニック障害などの精神・神経症状
  • 抵抗力、免疫力の低下(白血球量の異常)
  • 食欲不振、便秘・下痢、氷食症(氷を無性に食べたくなる異食症の一つ)
  • 頭痛や耳鳴り、肩こり、寝坊が増える、むずむず脚症候群、集中力低下など

貧血について

血液中の赤血球やヘモグロビンの量が減少してしまうと、体の臓器へ酸素が供給されにくくなり、供給量が不十分になります。このような状態から、倦怠感・息切れ、立ちくらみなどの症状が起きてしまうことを貧血と呼びます。血液の濃さはヘモグロビン濃度で表しますが、男性は一般的に13.0g/dl以下で、女性は12.0g/dl以下になると貧血になります。しかし、これに達していなくても鉄不足によって貧血の症状をきたすことも多くあります。

気づきにくい・・「鉄不足」=かくれ貧血

鉄不足は一般的な血液検査では見落とされやすい傾向にあります。とくに女性は鉄不足になりやすく、55歳以下の閉経前の女性の半数以上は鉄不足でかくれ貧血を起こしています。

貯蔵鉄≒フェリチン

体内の鉄の60%~70%は血中のヘモグロビンの成分として含まれ、残りの20%~30%は肝臓や脾臓、骨髄などに貯蓄(貯蓄鉄)されています。鉄は食事で補給することができますが、不足してしまうと身体が貯蓄鉄を使って不足分を補おうとします。ですから、貯蓄鉄が不足していると貧血症状を起こしてしまいます。 貯蔵鉄はフェリチンで評価します。フェリチンは一般に100ng/mL以上です。女性ではせめて50ng/mL以上が必要です。30ng/mL以下では著明な貧血症状を認めます。フェリチン<12ng/mLでヘモグロビン濃度が正常でも鉄欠乏性貧血と診断されます。

血液を作るために必要な成分と血液のはたらき

血液を作るために必要な成分と血液のはたらき血液の主な成分は「鉄」です。鉄は食品・サプリから補給して、十二指腸で分解され体内へ吸収されます。その後、骨髄に運ばれることで赤血球内にヘモグロビンを生成します。ヘモグロビンは各臓器に、酸素を運び出すという重要な役目を担っています。
各臓器は酸素を活用することで、臓器としての機能を果たそうとします。そのため鉄分の摂取は、人間の生命活動においてかなり重要です。鉄以外にも亜鉛や銅、ビタミンB6、ビタミンB12なども血液の生成には必要不可欠です。これらの栄養素が不足してしまうと、「ビタミン欠乏性貧血」と呼ばれる貧血にかかってしまいます。
健康診断で血液の異常を指摘された方、貧血でお困りの方は、ぜひ適切な治療を受けましょう。
京都市 右京区ふくおかクリニックお気軽にご相談ください。

貧血の原因はひとつじゃない

貧血の原因はひとつじゃない

骨髄の機能異常もしくは出血

骨髄が末梢まで血液を運ぶことができなくなると貧血になります(骨髄異常)。末梢まで血液が行き届かない状態が続くことで、次第に血液を作る成分の不足も起きてしまいます。そこから鉄欠乏性貧血を引き起こします。鉄欠乏性貧血は、消化管のどこかで出血が起きることで発症するケースも存在しています。

赤血球生産低下

過度なダイエットや栄養バランスの乱れ、妊娠や授乳による血液の需要増加、子宮筋腫などの婦人科疾患や胃潰瘍、胃がん、大腸がんなど消化器系疾患による慢性的な出血などが原因で貧血が起きやすくなります。
これらの疾患や症状が起きると、ビタミンや鉄の不足や赤血球産生の低下が引き起こされてしまい、貧血が発生しやすいと言われています。

赤血球の減少

胃潰瘍や十二指腸潰瘍による、消化器からの出血によって赤血球の数が急激に減少すると貧血になりやすいです。消化器からの出血が長期間続いてしまうと、多くの血球を必要とするため、血液の原料となる鉄が不足して赤血球産生も減少します。

女性は特に気を付けてほしい ライフステージと貧血の関係

女性には、月経という月に1回定期的な出血がある為、貧血になりやすいと言えます。
また、年齢やライフステージに伴って貧血になる原因も変化してきます。
ご自身と照らし合わせて確認してみましょう。

※横にスクロールできます。

年齢・ライフステージ 貧血の種類 注意

【思春期】10代~

鉄欠乏性貧血
摂取する量より消費される鉄の量の方が多くなることで、鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。
過度なダイエット・偏食は控えましょう
【性成熟期】20~45歳代 鉄欠乏性貧血・その他の病気
婦人科系や消化器系疾患などが原因で、出血が持続して貧血になるケースもあります。
子宮筋腫・子宮
腺筋症などの病気がないか確認してください。
【妊娠~授乳期 栄養不足による貧血
赤ちゃんに栄養を与えることで、栄養不足からくる貧血になりやすいです。
妊娠~授乳期には、栄養バランスを整えてください。
【更年期】45~50歳代 月経周期や月経量の異常による貧血
閉経が近づくことによる月経周期の短縮、または子宮筋腫・子宮腺筋症による過多月経が起きてしまうと、貧血を起こしやすくなります。
重大な婦人科系疾患が隠れていないか、健診で確認しましょう。

【更年期以降】

造血機能低下やその他の病気
がんや消化器系の病気など、重大な疾患が隠れている疑いもあります。
がん検査やその他の検査を定期的に受けましょう。

引き起こす症状・疾患

症状

めまいや疲労感、全身の倦怠感(だるさ)、頭痛、動悸、息切れ、立ちくらみなど

疾患

鉄欠乏性貧血

血液中の鉄が不足することで発症する貧血です。原因はおもに栄養不足や過度なダイエット、生理などで、女性に多く見られます。胃潰瘍、胃がん、大腸がんなどから引き起こされる消化管出血が原因で起きるケースもあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

潰瘍から出血が起きることで吐血・下血が起きやすくなるので、貧血も併発しやすいです。他疾患との鑑別が重要なので、丁寧な問診や内視鏡検査を行い、疾患名を特定していきます。

大腸がん

初期がんの場合、自覚症状がなかなか現れません。しかし消化管の慢性出血が進行すると、貧血になりやすいです。さらに悪化してしまうと、貧血だけではなく吐血・下血(排便時の出血)なども発生します

胃がん

大腸がんと同じく初期がんの場合は、自覚症状に乏しいです。悪化すると消化管の慢性出血が原因で、貧血が起きやすくなります。進行すると腫瘍で腸の中が狭くなってしまう(狭窄)ので、慢性的な便秘・下痢に悩まされやすいです。

慢性腎不全

腎臓にある「エリスロポエチン」という、赤血球生成を促進させるホルモンの分泌量が低下することで発症する腎疾患です。慢性貧血だけではなく、吐き気や蒼白、不眠、皮膚の痒み、食欲不振なども見られます。

白血病

白血病細胞が骨髄・血液で増殖してしまい、今まで通りに赤血球・白血球・血小板といった血球の生成に異常をきたすことで発症する「血液がん」です。貧血のほかに、腹部やリンパ節の腫れ、吐き気・嘔吐、歯茎の痛みなども現れます。

検査

貧血の有無は、血液中の赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットの量で判断します。年齢や性別などによって、貧血か否かの基準値は異なります。
軽度の貧血はヘモグロビンの量が10~12g/dl、中程度では7~9g/dl、重度は4~6g/dlがおおよその数値です。前述したように閉経前情勢ではフェリチンも計測します。ヘモグロビン値が正常でもフェリチン<12ng/mLでは鉄欠乏性貧血です。これらの数値は、血液検査で分かります。

治療

治療 貧血が起こる原因は多岐にわたるため、貧血を引き起こしている原因を特定することが重要です。疾患による貧血の場合は、適切な治療を行うことで、その疾患と一緒に貧血も改善されやすくなります。栄養バランスの偏りが原因で起きた場合は、鉄分・ビタミン補給を行います。鉄剤を服用してから1~2週間経過すると、ヘモグロビンの量が増えていきます。しかし途中で服用をやめると、再度貧血を引き起こしやすくなるため、最低3~4か月は断薬せずに継続しましょう。薬に副作用がある場合は、注射や他の薬・治療法で対応します。また、京都市右京区のふくおかクリニックは漢方による治療法にも精通しております。

当クリニックは漢方内科治療も行っております。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

貧血予防はお食事を大切

貧血予防はお食事を大切 日ごろから貧血を予防するには、赤血球・ヘモグロビン生成に必要な鉄・亜鉛・葉酸・ビタミンB12が摂れる食事を心がけましょう。

栄養素 多く含む食品の例
レバー(豚・鶏)、卵黄、小松菜、しじみ、ホウレンソウなど
亜鉛 牡蠣(カキ)、牛肉、豚レバー、ナチュラルチーズ、かつお節など
葉酸 のり、海藻類、レバー(豚・鶏・牛)、大豆類、ドライマンゴー など
ビタミンB12 牡蠣、鮭、しじみ、あさり、にしん、さんま、いわし、まいわしなど

※食事からのセルフケアで貧血に負けないような身体を作っていきましょう。
当院では食事指導も合わせて行う場合がございます。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

貧血は遺伝するの?

血液が血管内で異常に早く破壊される「発作性夜間血色素尿症」という貧血は、遺伝性があるといわれています。この病気は指定難病で、非常にまれな遺伝性貧血です。

貧血予防に効果的な食事はあるの?

鉄分を補給するために、レバーなどの肉類やマグロなどの赤身、アサリ、ホウレンソウ・小松菜など、鉄分が含まれている食品を摂取して補いましょう

貧血が起こったらどうすればいいの?

貧血が慢性化している場合は、放置せずに一度当クリニックへ受診してください。
慢性的な貧血の陰には、胃がんや大腸がんなどの重篤な病気が隠れているかもしれません。まずは医療機関で適切な検査を行い、貧血の原因を特定しましょう。 キスト

TOPへ戻る
075-873-7700075-873-7700 WEB予約WEB予約