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2026.02.25

健康診断で「要経過観察」と言われたら?慌てなくて大丈夫な理由を解説します

春は、入職前や定期健診などで健康診断を受ける方が増える時期です。
臨床検査室でも、「要経過観察と書かれていて不安になりました」「すぐ病院に行くべきですか?」という声をよく耳にします。

この記事では、健康診断で「要経過観察」と言われたときに、まず知っておいてほしい考え方を、臨床検査技師の視点からやさしく解説します。
「すぐ治療が必要なの?」「放っておいて大丈夫?」といった疑問を整理し、少し安心して次の行動を考えられる内容をお伝えします。

【症状セルフチェック】

次のような項目に、心当たりはありませんか?

  • ・健康診断の結果を見て、そのまま机にしまっている
  • ・数値の意味がよくわからず、判断を先延ばしにしている
  • ・自覚症状がないので大丈夫だと思っている
  • ・「要再検査」と「要経過観察」の違いが分からない
  • ・以前も同じ項目で指摘されたことがある

ひとつでも「あるかも」と感じた方は、結果の見方を少し整理してみると安心につながります。

【病気・状態のやさしい解説】

「要経過観察」とは、簡単に言うと「今すぐ治療は不要だが、定期的に様子を見たほうがよい状態」を指します。
異常値ではあるものの、すぐに薬や治療が必要と判断される段階ではない、という位置づけです。

たとえば、血圧・コレステロール・血糖値などは、体調や生活習慣の影響で一時的に高く出ることがあります。
健康診断は「1日のスナップ写真」のようなもので、その人の体の傾向を知るための目安でもあります。

よくある誤解として、
「要経過観察=放置してよい」
と考えてしまうことがあります。
実際には、生活習慣を見直したり、数か月〜1年後に再確認することが大切とされています。

厚生労働省でも、健康診断は「早めに気づき、重症化を防ぐためのもの」と説明されています。
数値の意味を正しく知ることが、不安を減らす第一歩です。

一方で『要再検査』といわれたら『検査結果が明らかに基準値から外れている』

『一時的な変化か、病気の兆候かを確認する必要あり』という状態ですので早めの医療機関への受診をお勧めします。

【ふくおかクリニックでのサポート】

ふくおかクリニック(京都市右京区)では、健康診断で指摘を受けた方のご相談にも対応しています。
「この数値はどのくらい気にしたらいいの?」
「再検査が必要か知りたい」
といった疑問を、診察や検査を通して一緒に整理します。

院内では、医師を中心に、看護師・理学療法士・管理栄養士・臨床検査技師が連携するチーム医療を行っています。
検査データだけでなく、生活背景や不安な点も含めて確認できる体制です。

西院・太秦・花園エリアからも通いやすく、駐車場・駐輪場も完備しています。
「いきなり大きな病院はハードルが高い」と感じる方にも、相談しやすい環境を大切にしています。

【今日からできるセルフケア・生活の工夫】

「要経過観察」と言われたとき、まず意識してほしいのは無理をしない小さな見直しです。

  • ・塩分を少し控える(減塩を意識する)
  • ・エレベーターではなく階段を選ぶ日を増やす
  • ・夜更かしを避け、睡眠時間を確保する
  • ・次の健診時期を手帳やスマホにメモする

患者さんからは、
「数値の意味を知っただけで気持ちが楽になった」
「できることからでいいと聞いて安心した」
という声もよく聞かれます。

完璧を目指さず、続けられることを一つずつ意識することが大切です。

 

【まとめ・受診へのご案内】

健康診断で「要経過観察」と言われると、不安になるのは自然なことです。
ですが、多くの場合は「体からの小さなサイン」に早めに気づけた、という前向きな結果でもあります。

一人で悩まず、数値の意味を誰かと一緒に確認するだけでも、気持ちは整理しやすくなります。
「相談してもいいのかな」と感じたタイミングが、行動のきっかけです。

 

【患者さんの声の共有について(任意)】

もし今回の記事が、少しでも参考になったと感じられたら、
ご自身の感じたことを、無理のない範囲で共有していただけると幸いです。

いただいたお声は、これから受診を考えている方の参考になり、
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【執筆者】

臨床検査技師