検査のご案内

検査のご案内

はじめまして!ふくおかクリニックでは各種検査は看護師、検査技師が担当させていただきます。
超音波(エコー)検査に関しては専門性の高い超音波認定技師が担当させていただきます。
ふくおかクリニックで実施可能な検査をご案内いたします。

 

超音波検査のご予約はこちらから

 

超音波検査

超音波検査では、超音波という人が聞き取ることのできない高周波音域を臓器にあて、跳ね返ってきた音波を画像化した検査のことです。
音が映像化するなんて不思議ですよね。『音』を使った検査なので人体に無害ですし、繰り返し検査可能です。

令和6年検査実績

部位 検査数
心臓 800件
腹部(肝臓/胆のう/膵臓) 150件
頸動脈(動脈硬化)/甲状腺 380件
下肢動脈・静脈 120件

超音波検査とは

超音波とは人が聞き取ることのできない高周波音域のことを言います。
超音波検査はこの音波の反射を利用した検査のことで、音波を発信する機械を患者さんにあて、
臓器からの跳ね返り信号を画像処理した検査方法になります。
音が映像化するなんて不思議ですよね。
超音波画像はリアルタイムに表示されるため、その簡便さから採血検査で異常値が出た場合や症状がある場合、
原因追及のため第一に選択されることの多い検査です。
よくお医者さんが「エコー検査しときましょうね」というのは、英語の『echo』が反響や反射という意味であり、
超音波は音波の反射を原理にしている検査のため、言いやすい「エコ-」と言われるようになった所以なのでしょう。

超音波検査の安全性

超音波検査は『音波』を使った検査ですので、期間を開ける必要もなく繰り返し何回でも、
また妊婦さんやお子様などどなたでも安心して受けていただけます。
レントゲンのように放射線を使わないため被爆のリスクもありません。
また、大きな痛みを伴うこともないので検査嫌いな患者さんでも、
受けていただきやすい検査となっています。
ただし、検査部位によっては強く押さえることがありますので多少の痛みを感じる場合もございます。

当院の超音波検査の特徴

当院の超音波検査は超音波検査士資格を有する臨床検査技師が担当します。
検査システムを導入しているため、当日に検査結果がわかります。
後日検査結果を聞きに来る手間がないことも当院の強みです。

このような方は超音波検査をおすすめいたします。

  • 胸部違和感、不快感、胸痛、むくみ、息切れ、心雑音があるといわれた
  • 採血データに異常値がある
  • 定期的な検査を受けたい
  • 動脈硬化が気になる
  • 脳梗塞の既往がある
  • 足のむくみが気になる
  • 腹痛がある
  • 健診で脂肪肝や胆嚢ポリープ、腎結石といわれた
  • 頻尿がきになる
  • 生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)になっている
  • 動悸・息切れがある
  • 健診にて心雑音の指摘を受けたことがある
  • 意識消失を起こしたことがある
  • 急な足の腫れが起こった

上記に1つでも当てはまる場合には、当院にご相談ください。

各検査でわかること

心臓エコー

心臓の大きさや弁の状態、血液の流れなどを観察し、狭心症・心筋梗塞、心臓肥大、心臓弁膜症、先天性疾患の有無を調べます。
また、治療法の選択、治療効果の評価などにも役立ちます。

頸動脈エコー

脳を血流する一番大きな動脈の壁の厚み、狭窄、プラークなどを観察することで、動脈硬化の程度、脳梗塞・心筋梗塞のリスクなどが分かります。
頸動脈は全身の動脈硬化を推測する窓口と言われていることから、特に糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣の方への検査として有用です。

下肢動脈エコー

足の付け根から足先にかけての動脈の血管の太さ、動脈硬化の程度、血管の詰まり具合や血栓の有無などが分かります。
生活習慣病の方の検査、ステント治療後の評価としても有用な検査です。

下肢静脈エコー

いわゆるエコノミー症候群と言われる深部静脈血栓症が疑われる患者さんに血栓の有無を調べる検査です。
また、足の血管がボコボコと浮き出ている静脈瘤の診断にも有用です。

腹部エコー

肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓の病変を検索します。動脈瘤の早期発見、定期的な観察にも有効です。
生活習慣病の方のスクリーニング検査としても行われます。

超音波検査の費用

腹部超音波検査
1割負担 3割負担
約500円 1,500~2,000円前後
頸動脈超音波検査
1割負担 3割負担
約500円 約1,500円
心臓超音波検査
1割負担 3割負担
約880円 約2,640円
下肢血管超音波検査
1割負担 3割負担
約600円 約1,800円

超音波検査に関するよくある質問

超音波検査は、初診当日に受けられますか?

はい、可能です。 ご予約の際に、超音波検査を希望されている旨をお伝えください。 ご来院当日に超音波検査をご希望される場合は、検査技師が不在の場合があり、施行できない可能性がございます。 また、予約優先のため、お待ちいただくことがあります。

超音波検査の前は、食事制限はありますか?

腹部超音波検査を行う場合には、直前の食事を抜いた方が検査精度は高くなります。 午前に受診するときは朝食を、午後に受診するときには昼食を抜くのが理想です。 腹部以外の超音波検査においては、特に食事制限はありません。

超音波検査に痛みはありますか? 時間はどれくらいですか?

基本的に痛みはありませんが、体の上から機械を押し当てて検査をしていきますので、圧痛を感じる場合もあります。 検査の時間は部位ごとにより異なりますが、10分~30分程度です。

その他の検査

エルゴメータ運動負荷心電図検査

安静時では普通の『フリ』をしている心臓も、運動で負担をかけると症状が現れることがあります。
これがいわゆる狭心症です。
運動負荷試験は狭心症を早期発見できる検査です。
狭心症の他には不整脈の評価も可能です。当院ではエルゴメーターという固定式の自転車をこいでいただき、運動をしていただきます。
心電図、血圧でモニタリング、検査技師が付き添っての検査ですので安心して受けていただけます。

実績
年度 運動負荷検査件数
令和6年 175件

心電図

心電図心臓の動き統率する電気信号の状態を記録します。心筋梗塞や狭心症では特徴的な変化がとらえらえます。また、動悸の原因が不整脈かを調べます。両手、左足ならびに前胸部に電極シールを貼ります。(しびれません!)

動脈硬化検査(ABI:血管の詰まり具合)

動脈硬化(ABI:血管の詰まり具合)検査両腕と両足首の血圧を同時に計測して、動脈硬化の程度(ABI値:Ankle Brachial Pressure Indexの略で、日本語では足関節上腕血圧比といいます)を調べる検査です。

呼吸機能検査

呼吸機能検査を行う装置です。 呼吸機能検査とは、肺活量や1秒間にはく息の量を計測し、気管支喘息 やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の発見につながります。

24時間心電図

日常生活上の心臓の動きを24時間連続で観察するために、装着していただく機械です。心電図検査だけでは不整脈が見られない、病状を把握するのが難しいと判断した際につけていただきます。この検査を行うことで、発作性頻脈症や発作性心房細動、期外収縮など不整脈の有無がわかります。普段通りの状態で計測するので、装着した状態でのアルコール飲料の摂取(適量でお願いいたします)や運動、入浴も可能です。

5日間心電図

24時間心電図では検出できなかったが、不整脈が強く疑われる場合や、症状が長く続く、またはたまにしかでない方などを対象にした5日間連続して記録できる心電計です。

携帯型心電図

症状が出た時にご自身で機械を胸に当てていただき、有症状時の心電図をとる機械です。最長2週間の貸し出しとなります。

酸素飽和度測定器

パルスオキシメーターともいいます。肺の酸素交換能力(SpO2)と脈拍数を測定します。
睡眠時無呼吸症候群や肺・心臓の疾患がないかを調べることができます。

胸部・腹部レントゲン
骨塩検査

X線検査胸部・腹部のレントゲンを撮影して、症状がないか調べます。骨の状態を見るためにも用います。デジタル撮影で行うため、検査がスムーズに進行できます。天板にはソフトマットが使われているため、従来の硬くて冷たい天板とは異なり快適です。

尿検査

尿蛋白や尿糖、尿潜血などの異常がないかを調べます。検査結果をみて、肝臓疾患や生活習慣病、貧血、ウイルス感染などの疑いがないかを判断します。

迅速HbA1c、CRP

血糖コントロールの指標となるHbA1cと感染症の有無を調べるCRP検査は院内で検査可能のため10~20分で結果がでます。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)を簡易的に判断するための検査です。手と鼻にセンサーをつけて、眠っている間の呼吸と血液中の酸素(濃度)の状況を調べます。少しわずらわしいと感じるかもしれませんが、痛みを伴う検査ではありません。

医療機関(かかりつけ医さま)

超音波検査予約申し込み方法について

  1. お電話(075-873-7700)にて検査予約をお申込みください。
    電話対応可能な時間帯は下記ご参照ください。

    月・火・水・金 9:00~19:00
    木・土 9:00~13:00
  2. 希望の検査内容をお伝えください。 例:心エコー
  3. 予約希望日時をお伝えください。 空き状況を確認いたします。
  4. 患者さまの氏名生年月日をお伝えください。
  5. 当院所定の『超音波検査 申込書兼紹介状』 に必要事項を記載の上 当院へFAX(075-873-7701) してください。
  6. 当院より『超音波検査 申込書兼紹介状』を折り返し FAX いたします。
    超音波検査 申込書兼紹介状を以って予約完了となりますので、 FAXが届かない場合はお手数ですが、 当院へ問い合わせをお願いいたします。

検査当日の受付方法

検査当日当院受付にお越しください。

※以下の物をご準備いただき、ご来院ください
  • マイナンバーカードもしくは保険証
  • 当院診察券(お持ちの方)

受付にご提出ください

検査後の流れ

  1. 検査結果の説明をさせていただき、会計後患者様はご帰宅いただきます。
  2. 所見はでき次第郵送いたします (約7日程度)。
  3. 循環器疾患が見つかった場合、 原因疾患である循環器疾患の治療を当院で実施することも可能です。
  4. 循環器疾患の治療に加え、 高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病管理を当院で実施することも可能です。
    必要であればお申し付けください。

超音波検査ご希望される患者さま

当院では超音波検査を承っております

検査をしてほしくてもかかりつけ医には機械がない、検査枠がいっぱいで検査予約がとれないなどの患者さまがおられましたら是非当院へご相談ください。
予約はお電話でのみ承っております。電話対応可能な時間帯は下記ご参照ください。

月・火・水・金 9:00~19:00
木・土 9:00~13:00

症状がない場合や、医師が必要でないと判断した場合は保険適応となりません。ご容赦ください。

こんな症状があればエコー検査を!

  • 胸痛、胸部違和感、背中、肩こり、動悸、心電図異常を言われた、以前に心臓超音波検査で異常をいわれたことがある
    →心臓超音波検査、運動負荷検査(運動負荷検査前には心臓超音波検査が必須となります)
  • 足が腫れている、痛い、赤みがある、血管が浮き出ている、血管がぼこぼこしている、足がだるく疲れやすい、よく足がつる、潰瘍ができているなど
    →下肢静脈検査(足の静脈の検査)
  • 歩いているとふくらはぎが痛くなり休憩なしで歩くことができない、足が冷たい
    →下肢動脈検査(足の動脈の検査)
  • 生活習慣病の治療を受けている、脳梗塞が心配、LDLコレステロール値が高い
    →頚動脈検査(首にある脳を養う動脈の検査)
  • 腹部がドクドクと大きく脈をうつ
    →腹部血管(お腹の動脈の検査)