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2025.10.22

涼しくなったから始めよう!心臓リハビリで運動不足や体調管理の不安を解消しよう!

「暑さも少しずつ落ち着いてきたしそろそろ運動を始めてみようかな」と運動意欲は出てきたものの、「休日なって出掛けると何だか疲れや息切れを感じるなぁ・・・」と、日々の運動不足や体調管理に対する不安など感じる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、心臓リハビリとは何か?ふくおかクリニックではどんな心臓リハビリを行っているのか?などについてお話ししていきます。

また気軽に始められるセルフケアや心臓リハビリを始めるきっかけもまとめていますので、「心臓リハビリを始めてみようかな」と考えている方におすすめです。

 

💡 心臓リハビリとは?

心臓病を持つ方が、安全かつ効果的に体力を改善するプログラム です。厚生労働省によると心臓リハビリとは「有酸素運動や筋力トレーニングを専門家の指導で実施することで、心臓病の再発予防や生活の質向上に大きな効果がある」と言われています。ただ、心臓リハビリと言っても、運動だけではなく食事内容や生活習慣病に対する指導、カウンセリング等も含まれています。
運動するにしても、ただやみくもに自己流で行うと十分な効果が望めず、かえって病気の再発を促進させてしまう場合もあります。

そのため、専門家による指導のもと心臓リハビリを行うことで血圧・脈拍・疲労感をしっかり管理でき、健康状態に不安がある方でも安心して始められます。

 

ご自身の状態をチェックしてみよう

以下の項目に当てはまる数を数えてみてください。

 ✅  最近、重い物を運んだり階段を上がる時などに息切れや動悸を感じる

 ✅  散歩や買い物で疲れやすくなった

 ✅  血圧が高めと指摘されたことがある

 ✅    医師から「運動を増やしましょう」と言われた

 ✅    休みの日の運動量が少ないと感じる

→ 当てはまる数が多い方ほど「心臓リハビリを始める」タイミングです!

 

🏥 ふくおかクリニックで行う心臓リハビリ

ふくおかクリニックでは、心臓リハビリに特化した万全のサポート体制 を整えています。

  • ・ 幅広い診療科目(内科・循環器・外科・漢方内科)と心臓リハビリの専門対応
  • ・ 理学療法士を中心に、医師・看護師・検査技師・管理栄養士が連携したチーム医療を実践
  • ・ 心臓超音波検査や血液検査なども対応可能
  • ・ 管理栄養士による具体的な食事指導(減塩、脂質制限、栄養バランスなど)
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★ふくおかクリニックにおける心臓リハビリの内容

※心臓リハビリを始めるにあたり、「心肺運動負荷試験」を行うことで
「安全に継続できる運動の強度」が分かります。適切な強度を把握した上で運動療法のプログラムを作成することで、患者様は心臓に過度の負担をかけずに、安心して運動をしていただけます。
 

🏃‍♀️ 自宅でできるセルフケア

✅ 歩数計・アプリを活用することで日常の動きを「見える化」しましょう。1日の目標歩数は一般的に5000〜7000歩、あるいは1日30分程度を目安にしましょう。個人の能力には差がありますので、5000歩が難しい方は、今よりも100歩から多く歩く様にしましょう。

✅ 毎日の血圧及び体重測定。手帳やアプリに記入しておくと過去の状態と比べられます。また息切れや動悸といった自覚症状や、むくみなどが出ていないかも合わせて日々確認しましょう。

✅ テレビを見ながらできる簡単なストレッチ(ふくらはぎ・肩甲骨周り)。時間がある方はウォーキングや筋トレ(スクワットやかかと上げなど)も実施すると良いです。

✅ 運動の強さは「少し息があがる程度」を目安としましょう。それ以上では心臓に負担が大きく、それ以下では十分な運動の効果が望めません。

✅ 塩分や脂っこい物の過剰摂取は控え、バランスの良い食事を意識しましょう。

 

💌 まとめ

秋は涼しく運動を始めるには最適な季節です。
心臓リハビリを通して 「安全に」「無理なく」 体力を取り戻し、健康寿命を延ばしましょう!
当院では、チーム医療と即日検査、個別の栄養サポートを組み合わせて、患者さん一人ひとりに合ったプランを提案しています。

👉 「心臓リハビリ」を検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください!

 

👨‍⚕️ 執筆者  理学療法士