2月に入り、暦の上では立春を迎えましたが、寒い日が続いています。
全国的にもインフルエンザの流行が続いており、当院でもその影響を感じる日が増えてきました。
京都では、今シーズンはこれまで前年に比べるとやや静かな印象もありましたが、先週あたりからインフルエンザの患者さんが増えてきているように感じています。寒さが続くこの時期は、知らないうちに体力を消耗しやすく、体調を崩しやすい時期でもあります。
暦は春、体はまだ冬
寒い時期は体が冷えやすく、疲れが抜けにくくなります。無理をすると、だるさが長引いたり、眠りが浅くなったり、動悸を感じやすくなることもあります。今の時期は、生活を大きく変えようとするよりも、体を冷やしすぎないこと、消耗させすぎないことを意識して過ごすことが大切です。
寒さが残る時期の体調サイン
東洋医学では、冬や寒い時期は「腎(じん)」をいたわる季節と考えられています。
腎は体の土台のような役割を担い、冷えや疲れ、体力の低下と関わりが深いとされています。寒さの厳しい時期に無理を重ねると、回復に時間がかかりやすくなり、春先まで不調を引きずってしまうこともあります。
今こそ、体を整える時間
体を整えるといっても、特別なことをする必要はありません。
寒い時期は、体を「守る」ことを優先する季節です。日中はできる範囲で体を動かし、夜はしっかり休む。寒い日は無理をせず、体調に合わせてペースを落とすことも大切です。
食事についても、難しく考える必要はありません。
冷たい飲み物や食べ物を続けるより、温かいものを中心にするだけでも、体の負担は変わってきます。スープや汁物を一品加える、飲み物を常温以上にするなど、小さな工夫で十分です。
寒い時期に多いご相談として、「なんとなくしんどい」「疲れが抜けない」「動悸が気になる」といった症状があります。検査では大きな異常が見つからない場合でも、冷えや睡眠不足、疲労の積み重ねが影響していることは少なくありません。気になる症状が続く場合は、無理に我慢せず、早めにご相談ください。
春になると、冬の間じっとしていた植物たちも、少しずつ動き出します。
芽を出し、上に向かって伸びるために、植物は寒い時期にしっかりと力を蓄えています。
人の体も同じで、元気に動くためには、寒い時期にしっかり休み、体力や栄養を保っておくことが大切になります。今はまだ無理をする時期ではありません。ご自身の体の状態を大切にしながら、次の季節に備えていきましょう。
不調を感じたら、無理せず相談を

当院では、発熱や風邪症状のある方の診察につきましては、お電話でのご予約のうえ、別室対応を原則としております。
発熱、咳、喉の痛みなどの症状がある場合や、インフルエンザが心配な場合には、受診当日にまずお電話をいただき、診察のご予約をお願いいたします。
看護師



















